2017年

3月

01日

中小薬局のネットワーク展開を提言

 保険薬局経営者連合会(薬経連)の山村真一会長は、先ごろ都内で開いたフォーラムで中小薬局のネットワーク展開に働きかける構想を示した。

 ハーボニー偽薬流通で医薬品供給の最終的な窓口として機能できなかった問題に加え、高齢社会に応じた業務対応は個々の薬局単位では限界があるとし、「組織化した形での全体的な経営改革が必要」と呼びかけた。

 ハーボニー偽薬流通に対して山村会長は、今や医療用薬の中心的な供給窓口を担う薬局として重大な失態との受け止め方を示し、「こうしたことではハイリスク薬のトレーサビリティを薬局に任せられないと言われても仕方がなくなる」と指摘。

 現時点での対策に向けた議論も薬局の自助努力が主体となっているとし、「業界としてリスクマネジメントの動きが感じられないことにも危機感を持つ」と述べ、地域医療のインフラとして機能するにはネットワーク的対応が必要との考え方を寄せた。

 

薬局新聞 2017年3月1日付