ブランド内での差別化により更なる拡大目指す 太田胃散

 「太田胃散」(第1類医薬品)はオランダ人医師のボードウィン博士によってもたらされたイギリス発祥の胃薬で、明治12年の発売以来、130年以上にわたり太田胃散の主力製品として多くの人に愛用されてきた。

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「太田胃散」

 

 これほど長く服用され続けているのは、同品が現在の日本人の食生活にマッチした処方であることが大きく、ケイヒやウイキョウ、ニクヅクなど弱った胃を元気にする7種類の健胃生薬を配合。

 同品が散剤(粉末)にこだわっているのも、こうした自然の生薬の良さを生かすためで、効き目・味・香り・服用感などにこだわり、独自の製法で作られているのが大きな特長の一つとなっている。

 

 現在では、「太田胃散」を中心に生活者の幅広い胃腸の悩みやトラブルに対応するラインアップ展開の『太田胃散』ブランド。

 その中でも、特に力を入れて取り組むのが「太田胃散A〈錠剤〉」だ。「太田胃散」が飲みすぎや食べすぎなどに効果を発揮するのに対し、「太田胃散A〈錠剤〉」は4つの消化剤を配合し胃もたれ等への対応に特化した処方設計となっている。

 

 今年4月からは新たなイメージキャラクターにタレントのDAIGOさんを起用し、更なる商品認知とブランドイメージ向上に向け取組みを強化。夏にはテレビCMの放映も予定しており、しっかりと「太田胃散A〈錠剤〉」の特長を発信しブランド内での差別化を図っていくとともに、「太田胃散」の缶と分包に続く柱として推し進めていく方針だ。

 また「太田胃散整腸薬」においても、タレントの河北麻友子さんを起用した宣伝・販促活動を展開しており、お腹の調子を整える同品の特長をアピール。生活者に向け製品それぞれの特長についての正しい認知を促すことで、『太田胃散』ブランドの更なる拡大を目指していく。

 

薬局新聞 2016年5月25日付