「じぶんからだクラブ」全国で2000店舗突破

 三菱ケミカルホールディングス傘下で健康関連事業を手掛ける生命科学インスティテュートグループ・健康ライフコンパスは、薬局やDgS店頭での自己採血によるセルフ血液検査サービス「じぶんからだクラブ」において、購入者が自宅で自己採血するキットの展開に乗り出した。

 店頭自己採血サービスはツルハホールディングスを中心に実績を重ねるほか、先ごろウエルシア薬局やキリン堂が原則全店導入を決めており、今回の新サービスも6月からツルハHDが全店で販売予定にあることで、同社では自己採血サービス実施店舗が全国で2000店舗を突破するとしている。


薬局・ドラッグストア店頭でのセルフチェック事業拡大

 じぶんからだクラブは簡単な採血キットを用いて利用者自身が採血し、同社グループの診断検査会社・LSIメディエンスで肝機能、脂質など成人病に関連する13の検査項目のセルフチェックが得られるというもの。

 これまでの店頭版は薬剤師などスタッフがキットによる採血を指導・検体送付し、結果は店頭経由で提供する。

 

 一方、新サービス「おうちで簡単血液検査生活習慣病関連13項目」は、店頭でキット自体を購入した顧客が自宅で採血する方式となり、店頭ではなく自らチルド宅配便を用いて送付すると自宅に検査結果が送られる。

 キット販売は利用者の利便性に配慮した形となり、店頭版では採用店舗にとって「検査結果の提供機会に様々な働きかけが行える」(三菱ケミカルホールディングス広報・IR室)と説明している。
 検体測定室のように店頭に機器を導入するのではなく、こうした採血キットを用いた診断検査事業の窓口展開は急速に進展しそうな気配だ。

 同サービスについて健康ライフコンパスでは、昨春のグレーゾーン解消制度で自己採血に基づいたアドバイスが認められたことを根拠に、ツルハHDを中心に店舗数を増やしてきたとの経緯を説明し、「今後もより多くの方のセルフメディケーションに本サービスを取り入れていただけるよう、一層のサービス拡充および実施店舗拡大に努める」とコメントしている。

 

薬局新聞 2015年5月20日付