低栄養対策製品の積極的な展開を強調 ハウス食品

 ハウス食品は今年のスマイルケア食事業において、低栄養者を含む在宅要介護者への対応を最優先テーマとし、咀嚼嚥下機能の衰えへの対応に加え、社会問題となっている低栄養の対策製品についても注力して展開していく構えだ。

 同社では、2011年から在宅化向けケアフードとして薬局やドラッグストアでの取り扱いを始め、在宅医療推進に伴い取組みを強化。導入店舗・売上げともに順調に拡大し、2015年3月期は5000店舗・14億円を目標に展開している。


 今回、低栄養対策として新発売する「歩く生活応援飲料アルジョア」は、たんぱく質7.5gのうち必須アミノ酸ロイシンを3000mg配合し、手軽においしく水分補給とたんぱく質の効率的活用をサポートする。

 在宅の栄養不足な人や食の細くなりがちな高齢者をメーンターゲットに据え、軽い運動と組み合わせて利用できるよう飲みやすいオレンジ風味を採用している。

 また低栄養対策のデザートとして「やさしくラクケア黒蜜きなこプリン・あずきミルクプリン」を発売。

 同社ではすでに低栄養対策のデザートを販売しているが、今回はより一層効果的に栄養摂取したいとのユーザーニーズに応えたものとなっており、1食63gでエネルギー150kcal、たんぱく質5gが摂取可能。

 高栄養を追求するとともに、UDF区分3のやわらかな物性で、咀嚼嚥下機能の低下した高齢者にも食べやすい設計となっている。


 近年では薬局やドラッグストアの店頭においても、低栄養や運動不足などで起こるサルコぺニアやロコモティブシンドローム対策の売り場が増えつつあり、同社としても新製品の拡充などにより売り場活性化を図るとともに、健康寿命延伸に働きかけていきたい方針だ。


薬局新聞 2015年2月25日付