小学校のトイレ環境改善に意気込み

 小林製薬は「小学生のトイレ実態調査2014」の結果を発表し、依然として和式トイレの多い小学校が過半数を超えるとともに、その“負のイメージ”から6割の子ども達が洋式化を求めている実態に基づき、近年進めている小学校へ洋式トイレを提供する社会貢献活動を行っていくとした。

 同社では小学校のトイレ環境の改善と正しい排便意識の啓発を目的に、2010年から社会貢献活動の一貫として「小学校に洋式トイレプレゼント!(旧「トイレぴかぴか計画」)」を展開。

 本年度実施した12校を含め、現在までに累計48校への寄贈を積み重ねるなど多数の小学校から賛同と評価を得ている。


 今回の同社調査によると、和式トイレが多い小学校は2010年の約8割から約6割へと減少しているが、予算などの都合から未だ改修が思うように進んでいない小学校が多数を占め、そのような学校の多くが「臭い」「汚い」「暗い」といった毎日の掃除だけでは解決できない悩みを抱えている現状が示された。

 加えて小学生の約6割が「学校のトイレでうんちをすることに抵抗を感じる」と回答し、なかでも和式トイレが多い学校に通う子ども達のほうがその傾向がより高いことが浮き彫りとなっている。


 子ども達が学校で排便をしたがらない2大原因は『周囲の目』と『トイレ環境』という背景にも基づき、同社では「和式のトイレを洋式に変更する必要は明か」と指摘。

 創立100周年となる2019年までに全国100校への寄贈を図り、明日を担う子ども達にとって少しでも快適なトイレ環境に改善していきたいとしている。


薬局新聞 2014年10月22日付