ハンドクリーム『ユースキンhana(ハナ)』発表

 ユースキン製薬は創業60年を迎える今年、ハンドクリームの新シリーズとして『ユースキンhana(ハナ)』を9月に発売する。

 先ごろ行なわれた新製品発表会で挨拶した野渡和義社長は、主力製品である「ユースキンA」とともに歩んできた歴史を振り返り、生活者の皮膚の健康に貢献したいという一心で小売店を一軒ずつ回る地道な営業活動を続け、サンプルなどで効果を実感してもらうことで売上実績を積み重ねてきたことを説明。

 

「白くてニオイのないハンドクリームが市場の主流となっても、自分たちの製品を否定することなく取り組んできた。そのため今回の新製品もただ白いというだけでなく、ユースキンAで培った技術や実績などを活かしつつ、これまでにはない新しい特長も持たせている」と語り、ユースキンブランドの新たなシリーズ展開に自信を示した。

 

創業60年の技術活かした新シリーズに意欲

 

 新製品である『ユースキンhana』は、グリセリンを高配合することで既存品のユースキンAと同様、高い保湿力と持続性を実現しているほか、手肌に栄養を与えるビタミンも配合している。

 また、アルコール・鉱物油・パラベン・動物由来成分を全てフリーとするなど徹底した低刺激処方も特長だ。

 花のやさしい香りを楽しむこともでき、種類は「ジャパニーズローズ」と「ラベンダー」、またカモミールエキス配合の無香料タイプを用意。

 好みやシーンで使い分けられるラインアップで、家事や育児に頑張る子育て世代の女性を中心に訴求していく。

 

 あわせて行われた勉強会では、よしき皮膚科クリニック銀座の吉木伸子院長が角化のメカニズムに関して講演を行った。

 吉木院長は、乾燥が慢性化することで未熟で肥厚した角質細胞ができる“錯角化”が起こり、それによってバリア機能が低下し乾燥するといった錯角化の悪循環となることを説明し、対策として保湿クリームとその上から靴下を履く密封療法などでしっかりと保湿して角化を正常化させることが重要とした。

 また、夏の肌トラブルとして「あせも」と「汗あれ」の違い解説し、大人の場合は汗に含まれるアンモニアなどの成分が刺激となり肌があれる「汗あれ」が多いことを説明するとともに、強く洗いすぎない、汗をまめに拭くといった予防・対処法などを紹介した。

 

薬局新聞 2014年7月23日付