グローバル視野の大型スキンケアブランド発表

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 ロート製薬の山田邦雄会長は先ごろ東京本社で行ったボディケアの大型ブランド『ケアセラ』シリーズ発表会に際し、「世界的にもユニークな『美と健康のトータルケアカンパニー』を目指す」と一層のグローバル展開に強い意欲を寄せた。

 

世界に類ない美と健康の総合ケア企業戦略を強調

 

 9月に新発売する『ケアセラ』は、うるおいを守る次世代型洗浄技術を採用したボディウォッシュをはじめ、肌のバリア機能に着目した自社のスキンケア研究技術に基づく乾燥肌用ボディケアシリーズで、繰り返す乾燥肌に対して新たに“洗うところからのケア”を提案する意欲的な高付加価値商品に位置付けている。


 山田会長は身体の洗浄剤は市場に数多く展開されている一方、寒冷地などアジア諸国でも多くの悩む乾燥肌向け商品については「まだまだ『これが絶対に良い』という商品が見当たらないと我々は思う」と開発背景を説明。

 洗浄の観点から乾燥肌対策に取組む同品をグローバル展開でも戦略商品に位置付け、「日本で立ち上げたこの商品を世界に持っていき、1つの日本によるスキンケアの流れを作りたい」とした。

 

 今年115周年を迎える同社の事業は近年、目薬や胃腸薬を中心とした成り立ちからメンソレータム・オバジ・肌研(ハダラボ)といったスキンケア分野が急速に伸ばしており、現在は売上の5割を超える状況となっている。また、レストラン経営やアグリ事業にも取組む食関連や、再生医療方面にも乗り出しつつある今後の事業展開について山田会長は、「半分製薬会社、半分化粧品メーカーという感じで、ロート製薬は今後どの方向に行くのかという質問もいただくが、とにかく健康と美のことは任せてもらうトータルケアカンパニーを目指す。ある意味でこれだけトータルでやろうという会社は世界中を探してもあまりないのではないか」と強調し、総合力を高めながら高品質な商品でグローバル市場に打って出る構えを示した。

 

薬局新聞 2014年7月23日付