ヨヤクスリ、5月末にも全国展開準備完了

 ケンコーコムは薬局への処方せん内容FAX送信サービス・ヨヤクスリについて、今月末をめどとして全国展開の準備を完了する。

 ヨヤクスリに関しては充分な事前説明のない形での薬局情報のリスト化や、処方や個人情報の取扱いなどをめぐって現場に波紋を呼んでいるが、具体的な実績は非公開としながらもその後「順調に会員数・処方せん送信数は伸びており、FAX送信可能薬局のエリアも全国に広がっている」(広報)とし、ほぼ当初の予定どおりサービスを全国の薬局に拡大する見通しにある。

 

 現時点のサービスエリアに関して同社は、「順次エリアを拡大している」との表現に留めているが、実際サイトを確認してみると開始当初の東京・神奈川だけでなく北海道、九州・福岡など各地で『ヨヤクスリFAX可』の薬局リストが表示される状況となっている。

 また、トップページには“イチオシ薬局”として特定の薬局が数店舗、簡単なメッセージとともに紹介される仕様が取り入れられている。

 

 もともとヨヤクスリは紹介する薬局の広告展開も想定しているが、イチオシ薬局は「広告ではなく店舗の画像や詳細な情報をご提供いただいた薬局をランダムに紹介している」と説明。

 サイト上では薬局が掲載を希望する情報を送信する登録用FAXシートの提供を開始しており、今後は現在地検索と連動した薬局紹介ができる機能を付加するとしている。

 

 サービス利用者に対しては当初行っていた体験キャンペーンを6月30日まで延長し、FAX送信の利用に伴ってケンコーコムで使えるポイントを通常の10倍・100ポイント(100円相当)提供している。

 加えて近く電子お薬手帳機能と、これに連動した「お薬辞典」などの利用者向けサービスを追加する予定と、エリア拡大と機能拡充を伴いながらユーザーの獲得を進める構えだ。

 

※こちらは記事の前文です

 

薬局新聞 2014年5月21日付