男性IBS患者が急増傾向示す

 女性の患者数が多く、男性も近年急増傾向。近年関心を集めるIBS=過敏性腸症候群について、先ごろ日本医療データセンターが実施した医療統計データ分析でそのような実態が明らかとなった。

 調査は2005~2012年にかけての行われた診療上のレセプト情報(サンプル数男女35万人)に対して患者属性分析を行ったもので、それによるとIBSにおける患者属性は女性群53%、男性群47%となったほか、男性群における患者数推移は2005年が約46万人だったのに対し、2012年は約97万人と患者数が約2倍に急増している様子が示されている。

 

 日本医療データセンターは複雑なレセプト情報の整理・標準化を行うとともに、個人を識別できないデータに変換した上でデータベース化することで解析・活用できる体制を構築。レセプト情報を活用した統計データをもとに、治療の状況や疾患が社会に及ぼす影響などを分析しており、様々なヘルスケア関連ビジネスへの応用も進めつつある。

 

薬局新聞 2013年9月4日付