母親の育児ストレス軽減策として宇津救命丸に注目

「宇津救命丸」について解説する宇津社長
「宇津救命丸」について解説する宇津社長

 少子化が叫ばれて久しい一方、幼児虐待の相談件数も近年増加の一途を辿っている。

 その要因のひとつが「夜泣き」に代表される訳もなく泣き出す幼児特有の症状で、育児におけるストレスの代表的な存在となっている。

 母親の中にはノイローゼから子どもの夜泣きなどを放置してしまうケースも散見され、結果的に幼児の発育にも悪影響などが指摘されている。

 宇津救命丸は“日本で一番長く売れ続けているOTC薬”で、いわずもがな小児のかんむしや夜泣きを効能・効果とする医薬品だ。

 先日、開催された浅草薬剤師会セミナーから、同品の魅力と育児ノイローゼへの対策としての宇津救命丸の存在に注目したい。

夜泣き・ぐずりを根本から改善

 宇津救命丸の創業は1597年、栃木県の高根沢で始まったとされており、効き目が評判を読んで置き薬として販売、徳川御三卿への献上などを経て、明治中期には全国の小売店に販売されるなど、古くから小児を中心に用いられてきた。工場は現在も高根沢に位置している。

 

 ジャコウ、ゴオウ、レヨウカク、ギュウタンといった動物性生薬と、ニンジン、オウレンなどの植物性生薬をそれぞれ4種類含有しており、個々の生薬の薬理作用と合計8種類の生薬の総合作用が自律神経を安定させたり、症状の原因に直接作用したりするなど、小児の諸問題に幅広い適応を有している。

 

 近年は夜泣きによる睡眠不足・精神不安定によるストレスが、乳児の免疫力にも悪影響を及ぼしていることが懸念されており、宇津救命丸の8種類の生薬が自律神経の安定と生薬の健胃作用などで乳児の体質を直接改善するほか、良質な睡眠が得られることによる間接的な神経安定で免疫力を高めることにも脚光が集まっている。

 

 同社の宇津善博社長は服用のポイントとして、「泣いてから飲ませるのではなく、日頃から飲ませておくことが重要」と解説し、生後3カ月から服用することができる点も強調。直径2ミリの丸剤となっているため服薬支援ゼリーなどと同時に飲ませることでスムーズな服用が可能となっている。

 

 また胃腸障害への服用でも高い効果が得られており、体力が低下した際の強壮・健胃整腸としての効能も期待されている。

 

薬局新聞 2013年8月28日付