医薬品ネット販売解禁でNB崩壊を懸念

 「小売以上にメーカー・卸は非常に困るだろう」。

 日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)の宗像守事務総長は、医薬品ネット販売の解禁に関して先ごろ開いた定例会見でこのような見通しを述べた。

 ネット販売では価格破壊が避けられず、収益性低下やブランド崩壊を加速する形での影響が懸念されるとの展望で、こうした観点から業界として市場安定への働きかけも必要になるとした。

 ネット販売解禁後のOTC薬市場についてJACDSでは、他業界や諸外国の状況からネットへのシェア移行は「3~5%程度」との想定にあるが、会見で宗像事務総長は「これは(ネット販売解禁に伴う販売経路の拡大で)新たに『OTC薬を買う人』が増えないとの前提。

 さらにネットでは新製品が1カ月後には値崩れしてしまうような状況から、価格下落は避けられない」と価格方面での影響について強い警戒感を示した。

 

※こちらは記事の前文です。

 

薬局新聞 2013年7月24日付より