10年後には薬剤師が過剰になる予測は否定できない――。
日本薬剤師会が公表した「薬剤師需給動向の予測に関する研究平成24年度総括研究報告書」で、薬剤師の供給過度の可能性を明らかにした。
同報告書では直近までは薬剤師不足が散見される状況をあげる一方で、分業率の頭打ちを境に特に薬局薬剤師の業務変化とそれに伴う雇用形態のあり方などを見据え、総合的に勘案すると薬剤師が過剰になると言及。「中期的な視野での対応が求められる」などと将来に対する懸念を表明する格好となっている。
※こちらは記事の前文です。
薬局新聞 2013年7月17日付より