インターバル速歩で健康長寿に! 「介護予防や医療費削減にも効果」

 生活習慣病対策として本当に大切なのは体力。熟年世代の健康づくりを学術面などから支援する機関として信州大学や松本市、民間企業などの共同プロジェクト『熟年体育大学リサーチセンター』の理事を務める能勢博氏(信州大学医学系研究科教授)は、先ごろ行われたセミナーで講演し、筋力・運動能力の維持により生活習慣病予防をはじめ、高齢者の介護問題や医療費抑制にも期待できることを強調した。

 能勢教授が提唱する運動法“インターバル速歩”は、遺伝子レベルでも効果が明らかになってきており、国内外から高い注目を集めている。能勢教授の取り組みや運動法についてまとめた。

 能勢教授が開発したインターバル速歩は「ややキツい」と感じる速歩き3分と、普通歩行3分を繰り返す歩き方。1日のトータル歩行時間が12分(速歩2回・普通歩行2回以上)程度から始めることが基本で、毎日歩けない場合は1週間の歩行時間が60分以上になるよう回数と時間を設定することを推奨している。

 

 能勢教授は「体力低下と一人当たり医療費は相反関係にある。そのため体力が低下し始める30歳を過ぎるくらいから運動を始め、要介護状態をできるだけ先に延ばすことで医療費抑制につながる」との考えを語った。

 

薬局新聞 2013年4月10日付